2019年4月15日
RE100大学達成―千葉商科大学ー
千葉商科大学はRE100大学を達成しました。
同本学は、近くの野田市にメガソーラー野田発電所を持っています。そして、「本学所有のメガソーラー野田発電所等の発電量と千葉商科大学の消費電力量を同量にする」ことを
2018年度目標にしていました。これを達成しました。
(※2018年度の目標としていた1年間の電力での自然エネルギー率が101.0%、自然エネルギー率とは創出エネルギー量を消費エネルギー量で割った値(小数点第二位以下を切り捨て)
千葉商科大学ホームページより https://www.cuc.ac.jp/news/2018_2/mstsps0000018ldg.html
学長プロジェクト
原科幸彦学長は、学長プロジェクトを推進しています。
環境目標の実現にあたっては、「ハードウェア、ソフトウェア、ハートウェア」という3つの柱に特色があります。
“ハードウェア”では、メガソーラー野田発電所のパネル増設やキャンパスの照明のLED化
“ソフトウェア”ではEMS(エネルギーマネジメントシステム)を導入し、学内のエネルギーを見える化
そして、具体的行動につながる意識”ハートウェア”では、大学とともに自然エネルギー100%大学をめざす学生団体を発足。利用していない教室の照明や冷暖房の消し忘れをチェックする節電パトロールの実施や夏の打ち水イベントによる省エネ行動の啓発、グリーンカーテン設置による消費エネルギーの抑制などを企画・実施。
ハートウェアの時代
この3番目のハートウェアが重要です。
なぜなら、SDGsの「つくる責任、つかう責任」には 12.8に次のターゲットがありますが、これに直結するからです。
12.8 2030年までに、あらゆる場所の人々が持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
英語では
Responsible Consumption and Production
つまり持続可能でないものは作らなくて良いという含意のある強力な目標です。
学長プロジェクトに参加
同プロジェクト2のサブプロジェクト「環境や社会を考慮したUniversity Ranking」チームの合同ゼミ4月10日(水)に講師で参加しました。
合同ゼミには商経学部の橋本隆子ゼミ・安藤崇ゼミ・奥寺葵ゼミ、政策情報学部の杉本卓也ゼミ、人間社会学部の齊藤紀子ゼミの主に2年生が参加。株式会社伊藤園顧問、社会情報大学院大学客員教授でCSR/SDGsコンサルタントの笹谷秀光より「SDGsの基礎」と題して講義が行いました。
また、講義を受けて学生同士でディスカッションが行われ、「SDGsをどのように理解したか」「SDGsへの取り組みによりどのような社会を創れるか」という2つの問いについて各ゼミの代表者が活発に発表し、笹谷からフィードバックをさせていただきました。