笹谷秀光 公式サイト | 発信型三方良し

「三方良し」通信

笹谷秀光の「三方良し」通信。未来まちづくりフォーラム、SB Yokohama 実施速報

2020年2月21日

第2回未来まちづくりフォーラム 2020年2月20日(木)

笹谷秀光です。今回は、SDGsは「ターゲットレベル」へ

■未来まちづくりフォーラムの御礼

19日、20日のSB横浜、私が実行委員長を務めさせていただいた「未来まちづくりフォーラム」へのご参加、ご支援、誠にありがとうございました。

総括すると「いよいよSDGsはターゲットレベルに入った」ことを実感させました。

全国SDGs未来都市ブランド会議

■スペシャル・シンポジウム
SDGsにより地方創生・企業のイノベーション力をどう伸ばすか?
・未来まちづくりフォーラム実行委員長 笹谷 秀光
・内閣府 地方創生推進事務局 参事官 遠藤 健太郎
・株式会社九州フィナンシャルグループ 代表取締役社長 株式会社肥後銀行 代表取締役頭取 笠原 慶久

キーノート・トーク 日本創生SDGs経営 笹谷 秀光 実行委員長

 

 

 

スペシャル・シンポジウム
「SDGs未来都市と関係者協創の最前線
ー関係者連携による「協創」で日本一/オンリーワンを目指すにはー」

久保田 后子 氏 山口県 宇部市 市長(SDGs未来都市)
高橋 祥二郎 氏 株式会社 滋賀銀行 取締役頭取
野口 功一 氏 PwCコンサルティング合同会社 常務執行役員 パートナー
薄 良子 氏 株式会社オカムラ フューチャーワークスタイル戦略部 共創センター 所長 / Work in Life Labo. 所長
田口 真司 氏 エコッツェリア協会(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会)事務局次長 SDGsビジネス・プロデューサー
ファシリテーター:笹谷 秀光 未来まちづくりフォーラム実行委員長

スペシャル・トーク

SDGs未来都市あいちの取組について  大村 秀章 氏 愛知県 知事(SDGs未来都市)

招待講演 CSVをテコとした地方創生~地域課題の解決と高収益の同時実現を目指す~

    名和 高司 氏 一橋大学ビジネススクール 国際企業戦略研究科 客員教授

 

 

 

■トヨタ自動車の挑戦

昨年後半からその動きは加速していました。ターゲットレベルでの対応の先進事例としては東京海上グループ、セイコーエプソンなどが挙げられます。

おかげさまで皆様から好反響をいただいている拙著『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社)でも紹介しました。

拙著の校了後に発信された、トヨタ自動車の最新の「サステナビリティ・データ・ブック2019」をご紹介しましょう。

同社では、1年前の「サステナビリティ・データ・ブック2018」では、2050年CO2ゼロなど6つのチャレンジに関連するSDGs 目標として、目標6、7、9、12、13のみが示されていました。

最新刊では、これを進化させ、6つのチャレンジに対応するSDGsがすべてターゲットレベルで示されています。

特に、「2:ライフサイクルCO2ゼロチャレンジ」ではSDGs目標13「気候変動」のターゲット13.1(CO2削減)に加え、目標12「つくる責任つかう責任」のターゲット12.8「持続可能なライフスタイル」が示されていることが注目されます。

つまり、「トヨタイムズ」などのトップからの発信で示されている、「自動車」の会社から「モビリティ」を通じた「ライフスタイルの変革」に貢献する会社に切り替えている戦略を、SDGsで示すとターゲット「12.8」に行きつくのです。

この内容を知らずしてトヨタ自動車と取引できるでしょうか?

自動車は多くの部品産業との連携でできあがる最終製品なので、自動車企業が「SDGs 化」すると大きな波及効果があります。私も役員講習などにお呼びいただいたり個別コンサルティングをさせていただきますが、部品メーカーなどが一斉にSDGsのターゲットレベルでの対応を勉強しています。

■SDGsはターゲットレベルへ

このように「SDGsの怖さ」を感じるべきです。まさにSDGsが投資、取引、販売などの経営マターになったからです。今や日本企業もターゲットレベルへの対応の時代に入ったのです。

SDGs の17目標には169のターゲットがあり、小数点で示されています。例えば、目標1に関しては、1..1、1.2、1.3、1.4といった具合です。小数点レベルのターゲットを読むと1つのターゲットに課題が複雑に盛り込まれていて、ターゲットレベルで、ある項目を1社でこなすことは難しいケースが多いです。むしろ、一部該当するようなターゲットが多い。

なぜなら、これらのターゲットは1社で対応できるわけではなく、地球上のすべての関係者で解決しようというものだからです。このため、ターゲットレベルで当てはめ作業を開始した企業が、とたんに作業が「フリーズ」してしまうことが多いのです。

■では、どうすればいいのか

私は、「ざっくりいえば」169のターゲットは、いわば「キーワード集」のようなイメージで使えばいいと思います。

SDGs の各目標は不可分のものであり、自社の都合でつまみ食い(ピック・アンド・チューズ)する態度は避けるべきですが、SDGs は地球上のすべての関係者の協力により達成される目標であって、各社は自社ができるところから対応すればいいというのが基本だと思います。

むしろ、一刻も早くあらゆる関係者が何かしら取り組むことのほうを重視すべきです。169のターゲットについては思い切って「キーワード集」として、経営者やビジネスパーソンとして押さえておくべきもののみを抽出すると容易でしょう。

そこで、拙著「Q&A SDGs経営」(日本経済新聞出版社)の巻末に169ターゲットの「キーワード集」を示したので参照してください。

このようなSDGsの「自分事化」のコツと拙著の「行間」を読み解く、「経営層、中堅幹部限定」の特別セミナーが開催されます。是非ふるってご参加ください。

◆募集中:『Q&A SDGs経営』発刊記念特別講座・SDGs経営時代の企業サバイバル ―経営層、中堅幹部限定

2020年3月6日(金曜日) 13:30〜16:30

金融ファクシミリ新聞社セミナー

〒103-0016 中央区日本橋小網町9-9 小網町安田ビル2階

https://www.fngseminar.jp/seminar/index.php?p=detail&num=4172&fbclid=IwAR0pusZ1Jvcn0dSCy7VmRMlgHFtyXDSgJt0qcWah0njnmQUfoWZ2YO6JPHw

 

以上の通りです。今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

 

 

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