笹谷秀光 公式サイト | 発信型三方良し

「三方良し」通信

笹谷秀光の「三方良し」通信。「SDGsスルー」をいかに防ぐか

2020年4月7日

笹谷秀光です。今回は、「SDGsスルー」をいかに防ぐか

「SDGsスルー」

最近、SDGsという言葉を新聞などで見ない日は無くなりました。

SDGsは2015年の9月にできてから、すでに4年以上経ちました。目標としている2030年まであと10年です。残念ながら、欧米に比べ日本は出遅れています。

SDGsは、サスティナブル・ディベロプメント・ゴールズの略語で、持続可能な開発目標と訳されています。

「持続可能性」とは、「世のため、人のため、自分のため、そして子孫のため」というイメージです。この子孫のためという世代を超えた軸が入っていることが非常に重要です。

SDGsは突き詰めると文明論ではないでしょうか。SDGsの取り組み方も国の文明によって異なるとつくづく思います。例えば、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんへの反応などにもお国柄が現れます。ミレニアル世代とか、それより若いポストミレニアル世代の方がSDGsに高い関心を寄せる比率が非常に高いです。

日本には、和の精神や「三方良し」(自分良し・相手良し・世間良し)のような商習慣があり、SDGsを加速させるポテンシャルは極めて高いのです。

ところが、これが「くせ者」です。このため、わが社には社是があり「わざわざ外来のSDGsなどいらない」との議論になりやすいのです。しかし、その社是はグローバルにも伝わっているでしょうか。

ここが運命の分かれ目になります。このような思い込みと横文字への苦手意識もあってSDGsを「スルー」してしまうのです(筆者はこれを「SDGsスルー」と呼んでいます)。

「発信型三方良し」を「SDGs化」する

三方良しはよいのですが、今のところ世界には通用しません。それは隠徳の美であえて自分から発信しないことが多かったためです。

そこで、筆者は、「発信型三方良し」を提唱してきました。「三方良し」の「世間」の課題が今はSDGsだと考えればよいのです。つまり「発信型三方良し」を「SDGs化」していけば世界に通用するのです。これが現代版「三方良し経営」です。

SDGsは、要すれば、地球規模の課題を考え「持続可能な未来の発展」について語るための世界の共通言語であり、世界に通用する「羅針盤」です。

SDGsは、幅広く、経済・環境・社会の課題をカバーし、企業経営や地方創生に直結します。

そして、2021年に延期になりましたが、東京オリンピック・パラリンピックは、SDGsで調達や運営のルールができています。続いて、2025年予定の日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」のテーマはSDGsです。ぜひオールジャパンで、目標達成を目指しましょう。

SDGsは、企業、自治体、団体のビジネスパーソンをはじめ、学生にも必須の「新常識」となりました。関係者とのパブリックリレーションズの最重要コンテンツでもあります。

「SDGsスルー」を防ぐには、分かりやすくSDGsを説明する必要があります。どこから読んでもわかる一問一答方式で、経営目線で「ズバリわかりやすく」を目指したのが、拙著「Q&A SDGs経営」(日本経済新聞出版社)です。おかげさまで本書を読んで、SDGsのエバジェリスト(伝道師)になる方が増えています。

「Q&A SDGs経営」はこちら

https://nikkeibook.nikkeibp.co.jp/item-detail/32299

最近、名刺交換の数が激減していますが、テレワークやウェブでSDGsの意見交換は深まっていると実感します。

新型コロナ後をにらんで、充電中の方も多いと思います。SDGsの「自分事化」のコツをつかみ、拙著の「行間」を読み解く、「経営層、中堅幹部限定」の特別セミナーが開催されます。先読みは難しいですが、6月ですので是非ご参加ください。

◆募集中:『Q&A SDGs経営』発刊記念特別講座・SDGs経営時代の企業サバイバル ―経営層、中堅幹部限定

2020年6月9日(火) 13:30~16:30

金融ファクシミリ新聞社セミナー

〒103-0016 中央区日本橋小網町9-9 小網町安田ビル2階

https://csrsdg.com/schedule/1805.html

以上の通りです。今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

 

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