2021年10月11日
国連でSDGsが策定されてから6年を迎えました。
この6年間で、日本はどこまでSDGsを達成できたのでしょうか。国別のSDGs達成度ランキングを見ると、日本は2017年の11位をピークに順位を落とし、2021年には2016年と同様の18位に落ち着いています。
■SDGs国別達成度ランキング
ランキングでは、1位のフィンランドに続き、スウェーデン、デンマークと北欧諸国がトップ3にランクイン。その後も欧州勢がほとんどを占め、このランキングは欧州のものかと勘違いしかねないほどです。
そして18位に初めて欧州以外の日本が入るのです。ちなみに米国は32位、中国は57位です。以下に20位までのランキングを載せておきます。
SDGs国別達成度ランキング
1位:フィンランド
2位:スウェーデン
3位:デンマーク
4位:ドイツ
5位:ベルギー
6位:オーストリア
7位:ノルウェー
8位:フランス
9位:スロベニア
10位:エストニア
11位:オランダ
12位:チェコ共和国
13位:アイルランド
14位:クロアチア
15位:ポーランド
16位:スイス
17位:イギリス
18位:日本
19位:スロバキア共和国
20位:スペイン
出典:2021年6月発行『Sustainable Development Report 2021』
https://dashboards.sdgindex.org/
国名を見ると、かつて訪れた懐かしい国が多いです。私は農林水産省入省直後に人事院の研修で2年間フランスに留学し、その間にヨーロッパ中を視察しました。その後もヨーロッパが好きで訪問した国も多いです。
■Forbes JAPAN Web
この結果を見て、「やっぱり日本はだめか」と落胆してしまう人も多いでしょう。しかし、本当にそうでしょうか。内容を分析してみました。
そろそろ根拠のない自虐性から脱却し、日本の、また日本人の良さ・強さを改めて認識し、世界の中で客観的に位置付けていくアプローチが必要だろうと思います。
ご興味のある方は、ぜひ次のForbes JAPAN Webサイトから記事をお読みください。
『SDGs達成率18位の日本、国民の「自虐性」がブレーキに?』
https://forbesjapan.com/author/detail/2294