笹谷秀光 公式サイト | 発信型三方良し

「三方良し」通信

笹谷秀光の「三方良し」通信。SDGsの理論と実践:未来まちづくりフォーラム

2022年1月14日

 

 

 

皆様、おましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
主流化するSDGsに向けた「未来まちづくりフォーラム」のご案内です。

 


筆者が実行委員長を務めさせていただく、「未来まちづくりフォーラム」も第4回目を迎えます。
今年は2月25日(金)に横浜(パシフィコ横浜)で開催されます
リアルとウェブ参加のハイブリッドです。

テーマは、「日本SDGsモデルの最前線-より良き回復(Build Back Better)に向けて―」。
カーボン・ニュートラル社会の実現にはSDGsによる経済・環境・社会の三位一体の解決策が必須です。

このフォーラムは、関係8府省、内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、
農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省のほか、
全国知事会、全国市長会、全国町村会他の後援をいただいています

プログラムを紹介しましょう。
午前の基調講演では、オープニング・トークに野田聖子・内閣府特命担当大臣(地方創生もご担当)
及び蒲島郁夫・熊本県知事が登壇します。

続く、キーノート・トークは筆者によるプレゼンと
太田昇・岡山県真庭市長のご説明に続き、筆者と対談します。
真庭市は、クリーンエネルギーの推進をけん引しているSDGs未来都市の自治体です。
カーボンニュートラルのヒントを探ります。

パネルディスカッション
「カーボンニュートラル X ライフスタイル変革とwell-beingー主流化するSDGsの最前線ー」では、
太田昇市長と笹谷に加え、牛島祐之・NECネッツエスアイ株式会社社長、
増田典生・株式会社日立製作所サステナビリティ推進本部主管・一般社団法人ESG情報開示研究会共同代表理事
が登壇します。

ファシリテーターには小谷 真生子・経済キャスターをお迎えします。

午後は協賛企業によるセッションが目白押しです
(損害保険ジャパン株式会社、日本製紙株式会社、株式会社JTB
NECネッツエスアイ株式会社、株式会社NTTドコモ、エプソン販売株式会社)。

最後に特別セッションが2つあります。
特別セッション①「札幌が仕掛ける、地域循環型サステナブルなまちづくり」
パネリスト:熊沢 祥太 氏 三菱地所株式会社 北海道支店 コマーシャル不動産事業ユニット 統括
ファシリテーター:田口 真司 氏 エコッツェリア協会
(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会)事務局次長 SDGsビジネス・プロデューサー

特別セッション②「ニューノーマル時代のライフイノベーションとは(仮)」
パネリスト:髙津 尚子 氏 日本製紙クレシア株式会社営業推進本部 取締役 本部長 他、
    株式会社オカムラ、
ファシリテーター:笹谷 秀光 未来まちづくりフォーラム実行委員長

参加登録が必要です。ぜひご参加ください。有料。自治体関係者は無料です。
主催:未来まちづくりフォーラム実行委員会
開催日:2022年2月25日(金)、横浜(パシフィコ横浜)とウェブ参加
   都合がつかない方向けにアーカイブ配信もあります。
後援:内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、
  全国知事会、全国市長会、全国町村会他
申し込みはこちら http://miramachi.jp/


■SDGs認知度の高まり
昨年、「SDGs」が「2021 第34回 小学館DIMEトレンド大賞」に選ばれました。
さらに、「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」でも、SDGsがノミネートされました。
一年を象徴する「トレンド」に挙がるほど、SDGs が注目を浴びるようになったことがわかります。

筆者も最近、それを身近に感じる出来事がありました。筆者はジャニーズグループ「A.B.C-Z」の
ラジオ番組『A.B.C-Z 今夜はJ’s 倶楽部』(NHKラジオ第一)内のコーナー
「A.B.C-Z と学ぶSDGs」の監修をしていますが、
11月の公開収録に出演した際に、メンバーはもちろん、
視聴者の感度の高さをひしひしと感じました。
5人のメンバーはそれぞれ自分が取り組むSDGsゴールを発信し、ファンからの共感を得ていました。

私の印象としては、SDGs が生まれた2015年9月以降、
世界でも国別ランキングの上位に位置付けられている常連である
北欧諸国をはじめヨーロッパの国々などでは2016年頃には
とっくにSDGsの認知度が高い状態になっていたと思います。

従って、6年遅れで日本でこのような認知度になってきたわけです
電通の調査によれば、国民全体の認知度は54%とのことです。

■SDGsを深く理解する
さて今や認知度ではなく理解度が課題です。改めて確認すべきと思いますが、
SDGsを知るにはまず、それが盛り込まれた
『我々の世界を変革する持続可能な開発のための2030アジェンダ』
という国連文書の重要性を認識することです。

SDGsは35ページにわたる文章の真ん中15ページ分で、
17の目標と169のターゲットで構成されています。
これが国連加盟193国全員の合意文書であることが極めて重要です。
だからこそ世界を見るうえでの共通言語なのです。

17の目標はちょっと抽象的で当たり前のことばかり書かれているのですが、
実は169のターゲットまで見ていくと相当深くできていて、
世界のあらゆる課題を洗い出した羅針盤のようなものになっています。
そしていまやSDGsは、この169のターゲットレベルまでよく読み込み、
そこから自分や組織のやるべきことを洗い出す段階に入っています

国連文書を読みもしないで、SDGsのバッジがどうだという時代は終わっているのです。
これでは世界から置いていかれるのではという危機感があります。

■笹谷の最近の活動
「SDGsと人権」ビデオ
先日、令和3年度経済産業省中小企業庁委託「企業におけるCSR・人権担当者向け実践講座」に講師として対応。

テーマは「世界共通言語であるSDGsと人権~ビジネスパーソンの必須常識~」であり、中小企業庁のサイトに期間限定で動画がアップされているのでご視聴いただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=qhFhwOOMBs8

■SDGsの通信教育講座「未来につなぐSDGs 入門」(笹谷執筆)申し込み
https://csrsdg.com/education.html

今後とも、どうぞよろしくお願い申しあげます。

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