2018年9月4日
皆様こんにちは。前回に続き、政府の重要文書、今回は「拡大版SDGsアクションプラン2018」を解説します。
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)が、6月15日閣議決定の「骨太の方針2018」「未来投資戦略2018」で触れられたことを前回お伝えした。同日に決定された「拡大版SDGsアクションプラン2018」はSDGsの方向性を示すものであるのでその特色を見ていく。これにより日本企業の「サステナブル・ブランド」構築に向けたSDGs推進上の今後のヒントを探りたい。
SDGsはサステナビリティ重視のブランド・イノベーションの上で重要な要素である。筆者は、3月に行われた「サステナブル・ブランド (Sustainable Brands)国際会議東京」においてSDGs関連で登壇した。
SB国際会議ネットワークは、サステナビリティに向けてインスピレーションにあふれたアイディアを持ち寄り、Face to Faceのコミュニケーションを実現する場である。http://www.sustainablebrands.jp/event/
ビジネスにおける収益増加を目指している世界中のビジネス・リーダーのために、具体的かつ効果的な協力関係を創出する、まさに、SDGsに関連する大きな世界的イベントである。
筆者は「ESG/SDGs時代における共有価値の創造」セッションで、進行役を務めた。スピーカーとして一橋大学大学院国際企業戦略研究科の名和高司特任教授、住友化学の新沼宏常務執行役員、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の吉高まり主任研究員が登壇した。次の通り、その模様はSB東京のサイトでレポートも出されている。http://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1190412_1501.html
「拡大版SDGsアクションプラン2018」は総理大臣官邸で開かれた持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第5回)で決定された。
この点についてはヤフー・オルタナの記事をご覧頂きたい。
ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/
オルタナ版はこちら
http://www.alterna.co.jp/24931