3回シリーズです。個別の申し込みも可能です。
本セミナーはWEB会議システム(ZOOM)を利用して開催いたします。 ご自宅やオフィスなどからご受講可能でございます。
日時 |
2021年 6月 7日(月) 13:30~17:00 |
対象 |
CSR部門、広報部門、IR部門、経営企画部門など関連部門の方 |
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211354 |
内容 |
【ゲスト講師】
株式会社ミルボン/Milbon.Co.,Ltd.
管理部 コーポレート・コミュニケーショングループ
SR・ESG推進室 マネージャー
安藤 大英 様
同社は2020年のポーター賞受賞企業であり、同社で「統合報告書2020」
の発行の責任者でもある安藤氏から、事例紹介をいただきます。
序 なぜ今、SDGs経営か?
第1 実践のプロセスを理解しよう!
第2 社内浸透と関係者連携のポイント
第3 SDGs推進で会社はどう変わる?
第4 ESGとの関係、次のステージに進むためのヒント
第5 SDGsでポストコロナ時代の「グレートリセット」【講師より 本講座の開催にあたって】
●「SDGs経営」の時代
新型コロナウイルスによる「グレート・リセット(大変革)」は社会の大きな変革を伴います。SDGsは、ますます不可欠な羅針盤になっていくと思います。これを理解しないと、世界から、日本から、いつの間にか「置いていかれる」ことになりかねません。
SDGsが「経営マター」になったと聞きますが、どういう意味でしょうか。SDGsとは、要するに、これからの未来について語る場合の世界の共通言語です。先進国も途上国も、政府も企業もすべてで自主的に取り組む2030年への目標です。経済産業省も5月に「SDGs経営ガイド」を発表しました。今や「SDGs経営」の時代です。
SDGsは日本でも2019年ころから急速に加速しています。自主的取り組みなので、どんどん差がついています。この点がSDGsの「怖さ」です。
SDGsの17の目標のカバー範囲は極めて広いです。企業統治や環境課題への対応のみならず、働き方改革、優秀な人材の確保、採用、マーケティングやブランディング、地域社会との関係など幅広いテーマをSDGsはカバーしています。さらにSDGsは世界での共通言語であり、グローバルビジネスには必須です。
●ESGとの関連
一方、投資家を中心に、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)への要請が世界的に強まっています。ESG投資家はその判断にあたり企業のSDGsへの取り組みを一つの指標として使い、ESGとSDGsは「裏腹の関係」になりました。これはSDGsへの対応が株価水準に影響するようになったことを意味します。これまでのCSRなどと違って「経営マター」になった最大の理由です。非上場企業も取引先の上場企業からSDGsを求められるので例外ではありません。
●SDGsは共通価値の創造(CSV)そのもの
SDGsを「持続可能性の共通言語」として使いこなし、ビジネスチャンスとリスク管理両面で活用すれば、社会価値と経済価値の同時実現を狙うマイケル・ポーターの共通価値創造(CSV)になります。「SDGs=CSV」ととらえることが重要です。
●豊富な企業事例と参加型の講座
理解を深めるため、トップランナーである、「ジャパンSDGsアワード」等からも学びます。講師の著書『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)、『3ステップで学ぶ 自治体SDGs』(ぎょうせい・2020年)などから事例も紹介します。また、東京五輪・パラリンピック、2025年大阪・関西万博でも調達などでSDGsが参照されます。地方創生でもSDGs未来都市が93選定されました。以上を踏まえ、SDGs経営への道筋を示します。ウェブの強みを生かし、グループ討議や参加型の講座運営を行います。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。 |
備考 |
会員 35,200円(本体 32,000円)一般 38,500円(本体 35,000円) |
講演者 |
千葉商科大学基盤教育機構・教授 CSR/SDGsコンサルタント 笹谷秀光氏 |
詳しくは・お問合わせ https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/15872
一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5215-3514)
東京都千代田区麹町5丁目7番2号 MFPR麹町ビル 2F