笹谷秀光 公式サイト | 発信型三方良し

SCHEDULE

企業研究会セミナー:最新課題とESG/SDGs実践・特別セミナー(サプライチェーン管理・人権と ESG/SDGs)

登壇日:2022.03.30 (水)

最新課題とESG/SDGs実践・特別セミナー

(最新課題への戦略:ポスト・コロナ時代の羅針盤SDGs)

連続でも単発でも参加可能、ウェブセミナー

【開催日】

第3回 3/30 :サプライチェーン管理・人権と ESG/SDGs

 

【講 師】千葉商科大学基盤教育機構・教授、CSR/SDGsコンサルタント

笹谷 秀光氏(ささや ひでみつ)

【略歴】

東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役、常務執行役員等を歴任。2020年4月より現職。主な著書『CSR新時代の競争戦略』日本評論社・2013年)、『協創力が稼ぐ時代』(ウィズワークス社・2015年)。『 経営に生かすSDGs講座』(環境新聞社・2018年)、『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)、『3ステップで学ぶ 自治体SDGs』(ぎょうせい・2020年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし(https://csrsdg.com/)

 

 

最新の経営課題とESG/SDGsを3つの視点から実践的にわかりやすく解説

 ウェブなので双方向のやり取りで実践的に運営。全国から参加可能。

 

今やカーボン・ニュートラル、TCFD、サプライチェーン管理・人権、 DX・マーケティング・地域活性といった個別課題にいかにESG/SDGsを活用するかが問われています。

「SDGs」という言葉を見聞しない日はなくなりました。SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年国連サミットで世界193か国の合意により策定されました。2030年に向けた17目標からなる、持続可能な社会づくりの羅針盤といえるものです。

例えば、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)はSDGsとどう関係するのでしょうか。SDGsの17目標のひとつに3番「健康」があり、「感染症への対処」や世界的なパートナーシップが明記されています。今はパンデミックからの「より良き回復」に向けてSDGsの羅針盤機能が注目されています。

今回の新型コロナウイルスの世界的流行によって、SDGsがリスク管理でも機能することが、いち早くSDGsに取り組んできた関係者に再認識されています。

新型コロナウイルスによる「グレート・リセット(大変革)」は社会の大きな変革を伴います。SDGsは、ますます不可欠な羅針盤になっています。これを理解しないと、世界から、日本から、いつの間にか「置いていかれる」ことになりかねません。

SDGsが「経営マター」になったと聞きますが、どういう意味でしょうかSDGsは日本でも2019年ころから急速に加速しています。自主的取り組みなので、どんどん差がついています。この点がSDGsの「怖さ」です。

SDGsの17の目標のカバー範囲は極めて広いです。企業統治や環境課題への対応のみならず、脱炭素、働き方改革、優秀な人材の確保、採用、マーケティングやブランディング、DX、地域社会との関係など幅広いテーマをSDGsはカバーしています。さらにSDGsは世界での共通言語であり、グローバルビジネスには必須です。

一方、投資家を中心に、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)への要請が世界的に強まっています。ESG投資家はその判断にあたり企業のSDGsへの取り組みを一つの指標として使い、ESGとSDGsは「裏腹の関係」になりました。これはSDGsへの対応が株価水準に影響するようになったことを意味します。これまでのCSRなどと違って「経営マター」になった最大の理由です。非上場企業も取引先の上場企業からSDGsを求められるので例外ではありません。
●SDGsは共通価値の創造(CSV)そのもの
SDGsを「持続可能性の共通言語」として使いこなし、ビジネスチャンスとリスク管理両面で活用すれば、社会価値と経済価値の同時実現を狙うマイケル・ポーターの共通価値創造(CSV)になります。「SDGs=CSV」ととらえることが重要です。

講師の行政経験(農林水産省・外務省・環境省)とビジネス経験(株式会社伊藤園他)を活かし、企業価値(企業ブランディング)の向上と企業のインナーブランディング(社員のモチベーション向上)を狙います。
そこで、最新の経営課題である、カーボン・ニュートラル、TCFD、サプライチェーン管理・人権、 DX・マーケティング・地域活性といった個別課題と絡めて実践的にESG/SDGsをわかりやすく解説します。

理解を深めるため、講師の著書『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)、『3ステップで学ぶ 自治体SDGs』(ぎょうせい・2020年)などからの事例も紹介します。

さらに講師が開発し、適用事例も増えている「ESG/SDGs笹谷マトリックス」の照会、活用事例も紹介し、分析します。これにより企業経営にすぐに役立つ知見の提供を目指します。

ウェブの強みを生かし、グループ討議や参加型の講座運営を行います。

経営企画をはじめ、IR、広報、ブランディング、サステナビリティ、CSR/CSVなど幅広く関係しますので経営層はもちろんのこと、幅広い業務の責任者も対象とします。部署横断的な課題も多いので、部署間リレーでの参加も歓迎します。

 

◆第3回 

サプライチェーン管理・人権と ESG/SDGs

序  なぜ今、SDGs経営か?
第1 SDGs経営実践のプロセスを理解

(1)SDGsのチャンスとリスク

(2)SDGsウオッシュとは
第2 ビジネスと人権

(1)サプライチェーンに潜むリスク

(2)ビジネスと人権の最前線

第3 サプライチェーン管理と社内浸透と関係者連携のポイント

(1)ESG/SDGsをどう社内浸透させるか

(2)社内の「岩盤」を崩すには

(3)トップにどうつなぐ
第4 ESG/SDGs笹谷マトリックスで会社はどう変わる?

(1)事例から見る社内改革

(2)事例から見る企業価値の向上

お問合わせ

一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)

東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル

URL:https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/25830

お問い合わせ
通信講座お申し込み