未来まちづくりフォーラム
2022年2月25日 (金) 10:00-18:30
パシフィコ横浜 ノース(SB 2022 Yokohama会場内)+ Online
参加費(税別):5,500円(税込み) 事前登録制
自治体関係者参加無料ご招待!
日本SDGsモデルの最前線
-より良き回復(Build Back Better)に向けて―
ポスト・コロナを契機に社会の「グレート・リセット(大変革)」が急速に進行中です。変化の激しい時代を乗り切り、より良き回復(Build Back Better)のためには世界に通用する羅針盤としてのSDGsが重要です。喫緊の課題であるカーボン・ニュートラル社会の実現にはSDGsによる経済・環境・社会の三位一体の解決策が必須です。また、政府が打ち出した「スーパーシティー」は最先端の技術で規制緩和を交えた新たな「丸ごと未来都市」でもSDGsのパートナーシップが基本です。4回目を迎える「未来まちづくりフォーラム」は、関係府省の後援をいただき、SDGs未来都市などの自治体や企業、アカデミック、各種団体などがSDGsにより関係者が協働して価値を生み出すプラットフォームとして育ち、「協創力」を生みだす実績を上げてきました。今回は、リアルとバーチャルを融合しさらにハイブリットに進化した「未来まちづくりフォーラム」で未来まちづくりの実現を加速しませんか。
PROGRAM
プログラム
PLENARY基調講演
P-3
オープニング・トーク
野田 聖子 氏 内閣府特命担当大臣(地方創生、少子化対策、男女共同参画)、女性活躍担当、こども政策担当、孤独・孤立対策担当
蒲島 郁夫 氏 熊本県 知事
キーノート・トーク
カーボンニュートラル時代のSDGs経営と関係者連携
ー変化の中でのサバイバルを探るー
太田 昇 氏 岡山県 真庭市 市長
笹谷 秀光 未来まちづくりフォーラム実行委員長
ポスト・コロナの「グレート・リセット(大変革)」が急速に進行中です。より良き回復(Build Back Better)のためには世界に通用する羅針盤であるSDGsをいかに活用するかが重要です。特に、喫緊の課題であるカーボン・ニュートラル社会の実現にはSDGsによる経済・環境・社会の三位一体の解決策が必須です。また、政府が打ち出した「デジタル田園都市」や「スーパーシティー」ではSDGsのパートナーシップが基本です。SDGs未来都市などの自治体や企業などの「協創力」によるサバイバルを探ります。
招聘講演-1
with/afterコロナ時代のスマートで持続可能なまちづくり
小泉 秀樹 氏 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
スマートシティの構築が世界、そして日本各地でも進められている。コロナ禍の文脈も加わり、新しい都市像や都市地域におけるライフスタイルを模索する動きも活発になってきている。本講演では、スマートシティ構築の論点を整理し、その上で、with/afterコロナ時代のまちづくりの課題を整理し、スマートで持続可能なこれからのまちづくりのあり方を考えたい。
招聘講演-2
次世代の観光と街づくりへの挑戦
〜SDGs達成に向けた2025 万博を起爆剤に〜
田中 嘉一 氏 公益財団法人大阪観光局 MICE政策統括官
大阪観光局は、データマーケティング、大阪の強みを活かす事業展開、世界最高水準の受入環境整備を目指し、2019年には来阪外国人旅行者数が1,231万人と過去最高を記録。しかし、急激な観光客の増加に伴う様々な社会的問題の発生、さらに新型コロナウイルス感染症の影響で、インバウンドに偏っていた観光のあり方を見直す必要性に直面しました。その結果、優れた観光都市とは「住民が快適に過ごせる街」であることを強く認識するとともに、Afterコロナを見据え「次世代の観光」のあり方を世の中に示し、育てていく取組みを開始しております。緑化・環境保全、LGBTQ推進、留学生支援など、日本の観光トップランナーを目指す大阪観光局の取組みを紹介します。
パネルディスカッション
カーボンニュートラル X ライフスタイル変革とwell-being
ー主流化するSDGsの最前線ー
太田 昇 氏 岡山県 真庭市 市長
牛島 祐之 氏 NECネッツエスアイ株式会社 代表取締役 執行役員 社長
増田 典生 氏 株式会社日立製作所 サステナビリティ推進本部 主管 一般社団法人ESG情報開示研究会 共同代表理事
笹谷 秀光 未来まちづくりフォーラム実行委員長
ファシリテーター:小谷 真生子 氏 経済キャスター
ポスト・コロナを契機に社会の「グレート・リセット(大変革)」が急速に進行中である。カーボン・ニュートラル時代を迎え、未来まちづくりは、SDGs経営企業などが、DXを推進しつつ、SDGs未来都市などの自治体などとSDGsにより協働して、共通価値を生み出すプラットフォームをつくる。「心ゆたかな暮らし」(Well-being)と「持続可能な環境・社会・経済」(Sustainability)の実現を目指すSDGsの基本を活かす。そして的確に発信して「協創力」を発揮することが必要である。
LUNCH ランチ・ブレイク
12:35 − 13:20
交流エリアであるACTIVATION HUB会場で開催されるランチ・ブレイクに参加
BREAK OUT リレーセッ
■損害保険ジャパン株式会社
自治体と企業のパートナーシップによる社会課題解決の取組
~持続可能なまちづくりに向けて~
陶山 さなえ 氏 秋田県 理事
諸橋 和行 氏 公益社団法人中越防災安全推進機構 地域防災力センター 業務執行理事
酒井 香世子 氏 損害保険ジャパン株式会社 取締役執行役員
中條 美恵子 氏 損害保険ジャパン株式会社 秋田支店 支店長
土田 達夫 氏 損害保険ジャパン株式会社 長岡支店長岡支社 担当部長兼長岡支社長
複雑で多様な社会的課題に対応するためには、様々なステークホルダーとのパートナーシップが重要です。当社は、全国約510の拠点網を生かし、地域の社会課題と向き合い、サステナブルな社会の実現に貢献すべく、自治体との包括連携協定に基づくSDGsの取組や、NPO等との協働による社会貢献活動に注力してきました本講演では、ステークホルダーとのパートナシップ事例を紹介するとともに、「防災・減災」「女性活躍」等をテーマに持続可能なまちづくりに向け活動をしている社員ならびに地域の当事者の皆様と、今後の連携の在り方、可能性について語ります。
■日本製紙株式会社
セルロースナノファイバー(CNF)で地産世消の食品づくり。
金子 知生 氏 日本製紙株式会社バイオマスマテリアル事業推進本部 バイオマスマテリアル・コミュニケーションセンターセンター長
セルロースナノファイバー(CNF)は、循環型の資源である木材を最先端技術でナノ単位まで細かくしたオーガニックな素材です。当社では、各地の食品や化粧品の事業者さま、並びに地域振興を担う地方自治体や各種団体の皆さまと連携し、CNFを食品添加物として使用したSDGs貢献型の食品や化粧品の共同開発を進めています。その取組内容についてご紹介いたします。
■株式会社JTB
自然・文化を守りながら活用する、持続可能なツーリズムを考える
岡野 隆宏 氏 環境省 自然環境局 国立公園課 国立公園利用推進室 室長
山下 真輝 氏 一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会 理事
大塚 大輔 氏 株式会社JTB ツーリズム事業本部 事業推進部 地域交流チーム 地域交流担当MGR
パンデミック以前、世界各国で人流が拡大し、観光地によってはオーバーツーリズムによる自然や地域コミュニティへの負荷が大きくなり、観光産業の果たすべき役割が問われていました。今後我が国が「観光先進国」となるためには、観光客数や経済効果だけを目標にする「量」の観光ではなく、さらに環境や文化の保全や受入地域の持続的な発展につながる「質」の観光に政策をシフトしていく必要があります。本セッションでは、環境省国立公園利用推進室の岡野室長をゲストにお招きし、自然環境の保護と観光振興のあり方について考えます。
BREAK OUT リレーセッション-2
F2-2
■NECネッツエスアイ株式会社
埼玉県の働き方改革を支えるデジタライゼーションツール導入事例
上田 真臣 氏 埼玉県 企画財政部 行政・デジタル改革課 主幹
埴生 北斗 氏 NECネッツエスアイ株式会社 マネージドセキュリティサービス部 担当課長
NECネッツエスアイではオフィス改革から始まった働き方改革の実践をもとに多くのお客様の課題解決のお手伝いをさせていただきました。
それは企業を中心とした取り組みから始まり、今や自治体の取り組みだけではなく様々な立場で働く方々の「働き方カイカク」という言葉が大きなうねりとなって日々変化・成長しています。
そんな中、私たちは今回ご縁あって埼玉県様の働き方改革の一端をデジタライゼーションツールの導入を通じて、ご支援させていただき貴重な経験をさせていただくことが出来ました。
未来まちづくりフォーラムを通じ多くの自治体関係者、働く方々に実際に現場で起きていることをお伝えできれば幸いです。
■株式会社NTTドコモ
豊田市とドコモが提案する新しいヘルスケアの在り方
柴田 宏紀 氏 豊田市 福祉部 福祉総合相談課 消防士長
清水 健司 氏 豊田市 福祉部 高齢福祉課 担当長
古屋 大和 氏 株式会社NTTドコモ ヘルスケアビジネス推進室 ソリューション事業推進 公共担当 担当課長
講演では、豊田市とドコモが「自然と住民が健康であんしんな暮らしを実現するためのモデルを構築すること」を目的として取り組んだ実証の内容と今後の展望を対話形式で紹介します。特に、豊田市の保健事業や介護予防事業等に関する豊富な実績に基づく専門的見識と、ドコモのAI技術をあわせることで実現した以下の内容について触れていきます。
・体や心のはたらき、社会的なつながりの改善
・口の健康の改善・日常/災害時の見守り
・転倒、不規則な心拍の見守り
■エプソン販売株式会社
社会的価値を貨幣価値に換算するSROI評価手法
――SDGsの時代に、企業の取り組みをどう可視化する?
松本 亨 氏 北九州市立大学環境技術研究所 教授
東 修 氏 株式会社エックス都市研究所 九州事務所 主任研究員
子田 吉之 氏 エプソン販売株式会社 販売推進本部 スマートチャージMD部 部長
BREAK OUT 特別セッション
F2-3
17:15 − 18:30
特別セッション①
札幌が仕掛ける、地域循環型サステナブルなまちづくり
内川 亜紀 氏 札幌駅前通まちづくり株式会社 統括マネージャー
熊沢 祥太 氏 三菱地所株式会社 北海道支店 コマーシャル不動産事業ユニット 統括
長谷川 隆三 氏 株式会社フロントヤード 代表取締役
ファシリテーター:田口 真司 氏 エコッツェリア協会
(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会)事務局次長 SDGsビジネス・プロデューサー
持続可能なまちづくりとは何か?本セッションでは札幌市でまちづくりを行っている3名をゲストにそれぞれの活動についてお話しいただきます。熊沢さんからはホテルをベースとしたコミュニティづくり、内川さんからは札幌駅前通りを核としたにぎわいづくり、長谷川さんからは市内在住者との対話を通じた関係性構築についてお話しいただきます。パネルディスカッションでは活動のハードルや関係者の巻き込みなど、実践者からの視点で抱えている課題やビジョンなどに迫っていきます。
特別セッション②
SDGs時代のライフイノベーションとは
庵原 悠 氏 株式会社オカムラ ワークデザインストラテジー部 コンサルティングセンター
髙津 尚子 氏 日本製紙クレシア株式会社 営業推進本部 取締役 本部長
南 麻理江 氏 BuzzFeed Japan株式会社 ハフポスト日本版 コンテンツデザインチーム コンテンツリード
ファシリテーター:笹谷 秀光 未来まちづくりフォーラム実行委員長
ポスト・コロナを契機に社会の「グレート・リセット(大変革)」が急速に進行中です。変化の激しい時代を乗り切り、より良き回復(Build Back Better)のためには世界に通用する羅針盤としてのSDGsが重要です。喫緊の課題であるカーボン・ニュートラル社会の実現やDXの推進にはSDGsによる経済・環境・社会の三位一体の解決策が必須です。SDGsは、2015年国連サミットで世界193カ国の合意で策定された、2030年に向けた17目標からなる持続可能な社会づくりの羅針盤。SDGsは、危機感が根底にあり、SDGs を盛り込んだ「2030アジェンダ」のタイトルは「我々の世界を変革する」である。そこで、本セッションでは、オフィス改革や生活改革という身近な課題に取り組む企業とメディアのパネリストを迎え、SDGsを自在に使いこなす手法、特にSDGs活用と発信のコツを明らかにしていくセッションとします。
URL:https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2022/special-miramachi.html