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企業研究会セミナー【オンライン】サプライチェーン管理・人権と ESG/SDGs ~最新課題とESG/SDGs実践・特別セミナー~

登壇日:2022.05.24 (火)

【講師】千葉商科大学基盤教育機構・教授

CSR/SDGsコンサルタント
笹谷 秀光 氏
東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役、常務執行役員等を歴任。2020年4月より現職。主な著書『CSR新時代の競争戦略』日本評論社・2013年)、『協創力が稼ぐ時代』(ウィズワークス社・2015年)。『 経営に生かすSDGs講座』(環境新聞社・2018年)、『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)、『3ステップで学ぶ 自治体SDGs』(ぎょうせい・2020年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし(https://csrsdg.com/)
日時 2022年 5月 18日(水) 14:00~17:00
対象 経営企画・戦略部門、広報部門、IR部門、CSR部門、環境部門などをはじめとする関連部門の方
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内容 序  なぜ今、SDGs経営か?

第1 SDGs経営実践のプロセスを理解
(1)SDGsのチャンスとリスク
(2)SDGsウオッシュとは

第2 ビジネスと人権
(1)サプライチェーンに潜むリスク
(2)ビジネスと人権の最前線

第3 サプライチェーン管理と社内浸透と関係者連携のポイント
(1)ESG/SDGsをどう社内浸透させるか
(2)社内の「岩盤」を崩すには
(3)トップにどうつなぐ

第4 ESG/SDGs笹谷マトリックスで会社はどう変わる?
(1)事例から見る社内改革
(2)事例から見る企業価値の向上

【ご案内】
笹谷秀光講師による下記セミナーも開催します。
より理解を深めていただくために、本セミナーに加えてのご受講をお勧めいたします。

・6月15日(水)【DX・マーケティング・地域活性とESG/SDGs 】
詳細はこちらよりご確認ください。
https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/31275

【講師より 本講座の開催にあたって】

●ポスト・コロナ時代の羅針盤「SDGs経営」の時代へ
今やカーボン・ニュートラル、TCFD、サプライチェーン管理・人権、 DX・マーケティング・地域活性といった個別課題にいかにESG/SDGsを活用するかが問われています。
「SDGs」という言葉を見聞しない日はなくなりました。SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年国連サミットで世界193か国の合意により策定されました。2030年に向けた17目標からなる、持続可能な社会づくりの羅針盤といえるものです。
例えば、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)はSDGsとどう関係するのでしょうか。SDGsの17目標のひとつに3番「健康」があり、「感染症への対処」や世界的なパートナーシップが明記されています。今はパンデミックからの「より良き回復」に向けてSDGsの羅針盤機能が注目されています。
今回の新型コロナウイルスの世界的流行によって、SDGsがリスク管理でも機能することが、いち早くSDGsに取り組んできた関係者に再認識されています。

●「SDGs経営」の時代
新型コロナウイルスによる「グレート・リセット(大変革)」は社会の大きな変革を伴います。SDGsは、ますます不可欠な羅針盤になっています。これを理解しないと、世界から、日本から、いつの間にか「置いていかれる」ことになりかねません。
SDGsが「経営マター」になったと聞きますが、どういう意味でしょうかSDGsは日本でも2019年ころから急速に加速しています。自主的取り組みなので、どんどん差がついています。この点がSDGsの「怖さ」です。
SDGsの17の目標のカバー範囲は極めて広いです。企業統治や環境課題への対応のみならず、脱炭素、働き方改革、優秀な人材の確保、採用、マーケティングやブランディング、DX、地域社会との関係など幅広いテーマをSDGsはカバーしています。さらにSDGsは世界での共通言語であり、グローバルビジネスには必須です。

●ESGとの関連
一方、投資家を中心に、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)への要請が世界的に強まっています。ESG投資家はその判断にあたり企業のSDGsへの取り組みを一つの指標として使い、ESGとSDGsは「裏腹の関係」になりました。これはSDGsへの対応が株価水準に影響するようになったことを意味します。これまでのCSRなどと違って「経営マター」になった最大の理由です。非上場企業も取引先の上場企業からSDGsを求められるので例外ではありません。

●SDGsは共通価値の創造(CSV)そのもの
SDGsを「持続可能性の共通言語」として使いこなし、ビジネスチャンスとリスク管理両面で活用すれば、社会価値と経済価値の同時実現を狙うマイケル・ポーターの共通価値創造(CSV)になります。「SDGs=CSV」ととらえることが重要です。

●これならわかる、SDGs経営の理論と実践
講師の行政経験(農林水産省・外務省・環境省)とビジネス経験(株式会社伊藤園他)を活かし、企業価値(企業ブランディング)の向上と企業のインナーブランディング(社員のモチベーション向上)を狙います。
そこで、最新の経営課題である、カーボン・ニュートラル、TCFD、サプライチェーン管理・人権、 DX・マーケティング・地域活性といった個別課題と絡めて実践的にESG/SDGsをわかりやすく解説します。

●SDGs経営支援ツールによる実践力の養成と豊富な企業事例と参加型の講座
理解を深めるため、講師の著書『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)、『3ステップで学ぶ 自治体SDGs』(ぎょうせい・2020年)などからの事例も紹介します。
さらに講師が開発し、適用事例も増えている「ESG/SDGs笹谷マトリックス」の照会、活用事例も紹介し、分析します。これにより企業経営にすぐに役立つ知見の提供を目指します。
ウェブの強みを生かし、グループ討議や参加型の講座運営を行います。
経営企画をはじめ、IR、広報、ブランディング、サステナビリティ、CSR/CSVなど幅広く関係しますので経営層はもちろんのこと、幅広い業務の責任者も対象とします。部署横断的な課題も多いので、部署間リレーでの参加も歓迎します。

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】

視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に上記「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。

備考 会員 35,200円(本体 32,000円)一般 38,500円(本体 35,000円)
講演者 千葉商科大学基盤教育機構・教授 CSR/SDGsコンサルタント 笹谷秀光 氏

お問合わせ

一般社団法人企業研究会セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)
東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル

URL:https://form.bri.or.jp/public/seminar/view/31308

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